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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(9)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images, Yokohama F.Marinos

京都で復活した技巧派ドリブラー

仙頭啓矢
【写真:Getty Images】

FW:仙頭啓矢(せんとう・けいや/背番号44)
生年月日:1994年12月29日(26歳)
2020リーグ戦成績:3試合出場/0得点(横浜FM)
2020リーグ戦成績:19試合出場/6得点(京都)
所属クラブ:京都サンガF.C.(※期限付き移籍期間満了)→横浜F・マリノス→サガン鳥栖

 昨季は横浜F・マリノスで開幕を迎えたが、自身初のJ1の舞台、そして前年度チャンピオンチームでは出場機会を得るのに苦しんだ。結局、夏に期限付き移籍の形で2019年まで在籍していた京都サンガF.C.に復帰。慣れ親しんだ古巣では輝きを取り戻し、絶対的な主力としてピッチに立ち続けた。

 2021年はマリノスからサガン鳥栖に完全移籍して心機一転、再びJ1での戦いに挑む。東洋大学から京都に加入してから主力として3年間プレーし、チャンスメイク能力に加えて得点力が大幅に向上した。昨季も後半戦だけで6得点を挙げていた。

 攻撃的なポジションならどこでもこなし、マリノスでも柔軟なボールコントロールや、DFの間をすり抜けるような滑らかなドリブルなどへの評価は高かった。4クラブがJ2降格となってしまう過去にない厳しさが予想される今季は、鳥栖を残留に導く決定的な活躍が期待される。

【了】

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