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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(9)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images, Yokohama F.Marinos

J初参戦のブラジル人ドリブラー

エウベル
【写真提供:横浜F・マリノス】

FW:エウベル(ブラジル出身/背番号7)
生年月日:1992年5月27日(28歳)
2020リーグ戦成績:22試合出場/3得点
所属クラブ:ECバイーア(ブラジル)→横浜F・マリノス

 エリキやジュニオール・サントスの抜けた横浜F・マリノスの前線に加わる新たなアタッカーだ。しかし、昨季まで得点源として機能していた選手たちとはタイプが異なり、チャンスメイク能力の高さが際立つ。

 アンジェ・ポステコグルー監督はエウベルを左ウィングとして起用する方向でチーム作りを進めており、現状は同ポジションの一番手と見られている。ドリブルでガンガン仕掛けてゴールに向かっていくよりも、得点の可能性が高い味方を見つけて効果的な形でボールを渡す術に長けている。

 キャリアを通じてリーグ戦二桁得点の経験はなく、最高でも5得点と、純粋なストライカータイプではない分、得点力にはあまり期待できないかもしれない。だが、攻撃機会の多いマリノスでアシストを量産する可能性は十分にある。まずは日本やJリーグ、マリノスのサッカーに1日でも早く慣れて活躍の土壌を築きたい。

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