東京五輪で金メダルを目指すU-24日本代表は11日、国際親善試合でジャマイカ代表に4-0の快勝を収めた。これで五輪本大会に向けたメンバー発表前の全ての試合が終了。あとは約1週間後の発表当日を待つのみとなる。

 今回の3連戦に招集された28人の中から、森保一監督と横内昭展コーチらスタッフ陣は18人を選抜する。果たして東京五輪へ生き残るのは誰か。ジャマイカ戦で逆転のきっかけをつかんだ選手はいたのだろうか。日本代表戦、U-24ガーナ代表戦、ジャマイカ代表戦の3試合と合宿の現場取材をもとに、現時点での当落予想を4段階で紹介する。(取材・文:舩木渉)

(予想は◎=当確、◯=有力、▲=当落線上、×=厳しい、の4段階で示す)

GK

2021-6-12-Japan_JFA
【写真提供:JFA】


(◎=当確、◯=有力、▲=当落線上、×=厳しい)

谷晃生【◎】
日本代表戦:出場せず
U-24ガーナ代表戦:フル出場
ジャマイカ代表戦:45分間出場

 これまでU-24代表の正守護神は大迫敬介と見られていたが、ここにきて立場が逆転したか。今回の3連戦で最も長いプレータイムを得て、2試合で先発出場。ひやっとするミスもあったが、135分間を無失点に抑えた。

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大迫敬介【▲】
日本代表戦:45分間出場
U-24ガーナ代表戦:45分間出場
ジャマイカ代表戦:出場せず

 クラブでの不安定なパフォーマンスが影響しているのか、正守護神の座が危うくなっている。それどころか鈴木彩艶の追い上げが凄まじく、東京五輪のメンバー入りすら厳しいかもしれない。日本代表戦では2失点を喫し、肩を落とした。防げた失点もあったはずだ。最後のオンライン取材で少し元気がなさそうだったのも気がかり。

鈴木彩艶【▲】
日本代表戦:出場せず
U-24ガーナ代表戦:出場せず
ジャマイカ代表戦:45分間出場

 飛び級での初招集ということもあり、合宿序盤は緊張も見て取れた。それも日を追うごとになくなり、謙虚に日々のトレーニングに励んですっかりチームの一員に。最後の最後で出番をもらい、ビルドアップでのパスさばきも含め攻守に安定感あるプレーを披露。味方を鼓舞するコーチングの声も臆さず出せるようになっている。猛烈な追い上げで評価を高めており、ジャマイカ代表戦での存在感も見ていると、逆転での東京五輪メンバー入りもありそうな気配がある。

沖悠哉【×】
日本代表戦:45分間出場
U-24ガーナ代表戦:出場せず
ジャマイカ代表戦:出場せず

 鹿島アントラーズの正守護神も、昨年12月に初めて招集されてからアピールの機会が極めて少なく、評価を高められていない。今回の3連戦では日本代表戦の45分間しかプレーできず、最後のジャマイカ代表戦はベンチ外に。立場は極めて厳しい。

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