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世界最高の10代選手は誰だ! 若手能力値ランキング11位~15位。メッシの後継者、カカ二世の順位は?

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

15位:カカ二世

ヘイニエル21
【写真:Getty Images】

MF:ヘイニエル(ブラジル/ドルトムント)
生年月日:2002年1月19日(19歳)
市場価格:1600万ユーロ(約19.2億円)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト


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 2019年冬に17歳で名門フラメンゴのトップチームに昇格し、そのわずか1年後にレアル・マドリード移籍を勝ち取った逸材。カスティージャ(Bチーム)でプレーした後、昨年夏からは2年間の期限付きという形でドルトムントに加入した。1年目は不完全燃焼に終わったが、2021/22シーズンよりドルトムントの指揮を執るマルコ・ローゼ監督からは「献身的にピッチ上でチームに貢献してくれるだろう」と期待を寄せられている。

 トップ下を主戦場としている19歳は、元フットサル・ブラジル代表選手の父親を持つだけあって足元の「テクニック」がハイレベル。たった一つのタッチでプレスを無力化してしまうことが珍しくない。また身長185cm・体重72kgという恵まれた体格の持ち主でもあり、そのボディと技術力の高さを融合させたボールキープの上手さは、10代にして特筆すべきものを備えている。

 爆発的な「スピード」はないが、縦への推進力は非凡。力強さとボールコントロールの良さを武器にぐんぐんとゴールに向かっていくことができ、そのスタイルから母国のレジェンドであるカカと比較されている。ドルトムント2年目で化ける可能性は十分だ。

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