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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(MF編)。圧巻の存在感を放った鉄人、世界レベルのプレーを連発したのは…

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

合流が遅れたものの…

ディエゴ・ピトゥカ
【写真:Getty Images】



ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)
生年月日:1992年8月15日(29歳)
2021リーグ戦成績:26試合2得点3アシスト

 サントスから鹿島アントラーズへの移籍が正式発表されたのは今年1月のことだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来日は4月までズレ込んでしまった。しかし、チームに合流すると途中出場を重ねながら着実にフィットしていき、6月以降はレオ・シルバらを抑え主力に定着。クラブの新たな顔となった。

 決して派手な選手ではないが、ボール運びやパスのセンスはピカイチであり、鹿島の攻撃を成り立たす上で非常に重要なピースとなっていた。また、勝利への気持ちを強く見せられる存在でもあり、球際の競り合いでは簡単に負けないし、よく走ってよく守備もする。まさに『常勝軍団』の一員となるに相応しいスタイルで、攻守の質を引き上げていた。

 ベガルタ仙台との最終節では左足で見事なミドルシュートを放ち、ゴールゲット。チームの4位フィニッシュに貢献し、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に望みを繋げた。鹿島がタイトルを奪還する上で、ディエゴ・ピトゥカの力はまだまだ必要となってくるはずだ。

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