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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(MF編)。圧巻の存在感を放った鉄人、世界レベルのプレーを連発したのは…

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

やはり凄いサッカー界のレジェンド

アンドレス・イニエスタ
【写真:Getty Images】



アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)
生年月日:1984年5月11日(37歳)
2021リーグ戦成績:23試合6得点4アシスト

 スペイン代表、そしてバルセロナの黄金期を支えてきたアンドレス・イニエスタも今年で37歳。サッカー界では“大ベテラン”であり、シーズン稼働率が低いことは否めない。実際、今季も怪我の影響で開幕から11試合を欠場している。

 しかし、戦列復帰後のパフォーマンスはまさに世界レベルだった。バルセロナで培った圧巻のボールコントロール、ドリブル、パス、そして非凡な創造性や判断力の良さを駆使し、ヴィッセル神戸の攻撃を幾度となく活性化。PKがほとんどだったとはいえJリーグ参戦後最多タイとなる6得点をマークし、アシストも5つ記録した。キャプテンとしてもチームを見事に束ねるなど、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の立役者となっている。

 そんなイニエスタは先日発表されたJリーグベストイレブンに選出。2年ぶりのことだった。他の選手に比べプレータイムは短いものの、得票数は全体6位となる「163」を記録。これだけでも、いかにピッチ上での存在感が特別だったかわかるだろう。すでに神戸とは2023年まで契約延長しているため、来季も問題なければ日本で世界的スターのプレーを見ることができる。こんな幸運はないだろう。

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