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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング51~55位。3年で1億円以上の大幅ダウン…ケガに悩まされるブラジル人選手は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

54位:超攻撃的サイドバック

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【写真:Getty Images】



<DF:エウシーニョ(ブラジル/清水エスパルス)
生年月日:1989年11月30日(32歳)
市場価格:110万ユーロ(約1.3億円)
2021リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト

 母国ブラジルのフィゲイレンセやアメリカ・ミネイロでプレーしていたエウシーニョは、2015年に川崎フロンターレに加入した。得点力を合わせ持つ攻撃的な右SBとして1年目から多くの得点に関与し、J1では全34試合に出場し8ゴール、公式戦では43試合で12ゴールとDF離れの攻撃力で川崎の右サイドを活性化させた。

 その後も川崎の中心選手としてプレーし、2017年と2018年のJ1制覇に貢献。連覇を成し遂げたこの2年はJ1のベストイレブンにも選出されており、Jリーグ屈指の右SBとして評価を高めた。

 川崎との契約が満了したことに伴い、2019年より清水エスパルスへと活躍の場を移している。移籍1年目は27試合で4得点4アシストと結果を残したが、直近の2年間は度重なる怪我の影響で出場機会は限られたものとなっている。今季は左内転筋の肉離れの影響で、1試合の途中出場を除き後半戦のほとんどを欠場した。

 川崎のリーグ2連覇に大きく貢献した2018年シーズン終了後に、エウシーニョの市場価値は自身最高額の200万ユーロ(約2.4億円)まで上昇した。しかし、前述したように清水に移籍してからは度重なる負傷の影響で本来のパフォーマンスを発揮できておらず、加入から3年間で110万ユーロ(約1.3億円)まで大幅に下落している。

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