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日本代表 2年前

サッカー日本代表、サウジアラビア戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、最低のCとなった2人とは?【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tnaka

MF

守田英正
【写真:田中伸弥】



遠藤航(背番号6)
サウジアラビア代表戦:90分OUT
評価:A

 吉田麻也に代わりキャプテンを担った男の頼もしさは、この試合でも絶大だった。攻から守への切り替えが抜群に早く、累積警告で出場停止にリーチがかかっている状況でも強度を落とさず何度も相手の攻撃の芽を摘み取っていた。攻撃面では的確な位置取りで前線の選手を巧みにサポートし、自らミドルを狙うなど積極性もみられた。改めて、不可欠な存在だと証明。

田中碧(背番号17)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:A

 中国代表戦に続きフル出場を果たすことになった。攻撃時は巧みにボールを引き出してチーム全体にリズムを与えており、40分には芸術的なスルーパスで伊東純也の決定機を創出。守備では運動量豊富に何度もボールホルダーにアタックするなど、全体として存在感を失うことがなかった。遠藤航、守田英正との関係性にも一切不安なし。

守田英正(背番号13)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:A

 サウジアラビア代表にとってかなり厄介だったのはこの男と言えるだろう。絶妙なポジショニングから何度もボールを引き出しては淡々とパスを捌き、狭いエリアで受けても非凡な技術力で巧みにキープするなど、チームの攻撃に“流れ”を作り出していた。守備でも危険なスペースを的確に埋めるなど奮闘。MVPは伊東純也だが、影のMVPと言ってもいいかもしれない。

原口元気(背番号8)
中国代表戦:90分IN
評価:出場時間短くなし

 所属するウニオン・ベルリンでも起用されているインサイドハーフで出場。90分からの出番だったため、さすがに見せ場は作れなかった。

柴崎岳(背番号7)
サウジアラビア代表戦:出場なし
評価:なし

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