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日本代表 2年前

サッカー日本代表、サウジアラビア戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、最低のCとなった2人とは?【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tnaka

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【写真:田中伸弥】



谷口彰悟(背番号3)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:A

 中国代表戦に引き続き非凡なパフォーマンスを披露した。対人ではさすがの強さを発揮し、サウジアラビア代表オフェンス陣にほぼ何もさせず。攻撃時には視野の広さを活かして質の高いパスを何本か繰り出しており、61分には南野拓実へ秀逸なスルーパスを送るなど見せ場を作っていた。結果的に冨安健洋や吉田麻也不在の不安を吹き飛ばしたと言える。

板倉滉(背番号4)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:B

 谷口彰悟と共に2試合連続で相手を0に抑えている。アグレッシブな守備を行い早々にイエローカードを受けてしまったのは痛かったが、その後は落ち着いたディフェンスを披露し、サイドバックのカバーやクロスの処理などを問題なくこなしていた。後方からの組み立てでも大きなミスなく、安定感を示していたと言えるだろう。

酒井宏樹(背番号19)
サウジアラビア代表戦:フル出場
評価:B

 1対1の強さはさすがで、自身の受け持つ右サイドで簡単に仕事を与えることがなかった。また、今回の試合では攻撃面でも非凡なパフォーマンスを披露。先制点の場面では伊東純也のスピードを殺さない見事なスルーパスを通しており、81分には力強いオーバーラップから浅野拓磨の決定機を演出している。中国代表戦よりも遥かに良かった。

長友佑都(背番号5)
サウジアラビア代表戦:67分OUT
評価:B

 中国代表戦で低パフォーマンスに終わったが、森保一監督の信頼は厚くスタメン入りを果たした。クロスに可能性を感じず、危険なバックパスもあったなど課題がなかったわけではないが、懸命な戻りやボールホルダーへの積極的なプレッシャーで左サイドに蓋をするなど、守備面では非常に良い働きをみせていた。この試合では、批判をパワーに変えたと言えるだろう。

中山雄太(背番号20)
サウジアラビア代表戦:67分IN
評価:C

 中国代表戦では交代直後にアシストを記録し、長友佑都よりも評価を高めることになった。しかし、サウジアラビア代表戦ではやや中途半端な守備対応がみられたなど、ポジティブなパフォーマンスを残したとは言い難い。掴みかけていたスタメン奪取のチャンスが、少しだけ遠のく結果に。

植田直通(背番号2)
中谷進之介(背番号16)
山根視来(背番号22)
サウジアラビア代表戦:出場なし
評価:なし

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