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Jリーグ 2年前

横浜F・マリノス、期待の新戦力5人。大幅な世代交代を敢行、攻守それぞれのラストピースになるのは?

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images, Wataru Funaki, Yokohama F.Marinos

DF:永戸勝也(背番号2)

永戸勝也
【写真:舩木渉】


生年月日:1995年1月15日(27歳)
前所属:鹿島アントラーズ
2021リーグ戦成績:29試合1得点4アシスト

 鹿島アントラーズに所属していた昨季は、DF安西幸輝の加入にともなって後半戦に出番を大きく減らした。しかし、ベガルタ仙台時代や鹿島で示してきた攻撃力や左足のキック精度は折り紙つきだ。

 マリノスでは昨季までチームを支えたタイ代表DFティーラトンやDF和田拓也が退団し、左サイドバックの人材が不足していたところ。そこにピタリとはまる人材が永戸だった。「僕は左足のキックに自信を持っているので、セットプレーやクロスからの得点はもたらさなければいけないと思って来ている」と語る通り、期待されるのは攻撃面での貢献だろう。

「このチームでやってみたいなという気持ちを数年前から持っていた」という27歳の左サイドバックが直近で取り組むべきは、マリノスのサイドバックに求められる特殊なポジショニングやコンビネーションの習得になる。それらを体得すれば、チームの新たなエンジンになれるはずだ。

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