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ジュビロ磐田、期待の新戦力5人。高校サッカー屈指のドリブラー、ブラジル人CBは何をもたらすのか?

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 河治良幸 photo by Getty Images

ジュビロ磐田 最新ニュース

明治安田生命Jリーグの各クラブは、2022シーズンの開幕に向けて準備を進めている。昨季のJ2を制してJ1昇格を果たしたジュビロ磐田は、期限付き移籍からの復帰も含めて11人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、その新戦力たちの中から新天地での活躍が期待される5人を紹介する。(文:河治良幸)



DF:リカルド・グラッサ(背番号36)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月16日(24歳)
前所属:ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)
2021リーグ戦成績:19試合1得点2アシスト(ブラジル・セリエB)


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 名門のヴァスコ・ダ・ガマで、若くして最終ラインの主力を担ったリカルド・グラッサ。東京五輪のU-24ブラジル代表メンバーにも追加招集で選ばれている。結局、出場機会は無かったが、れっきとした金メダリストだ。

 センターバックとしては183cmと特別に大きくないが、身体能力が高く、広いエリアをカバーする走力も備えている。サイドバック的な素養もあり、3バックの左はうってつけのポジションだろう。セットプレーのターゲットマンとしても優秀で、ゴール前の競り合いに強いだけでなく、ファーサイドや少し遠目の位置からヘディングでゴールを狙える。

 左利きでありビルドアップから高い攻撃センスを見せるが、前方にスペースがあれば一気に相手陣内の深くまで攻め上がって、直接的にチャンスに絡むこともできる。その辺りを伊藤彰監督がどの程度、許容するかも見所だ。コロナ禍で合流が遅れているのはネックだが、オフ・ザ・ピッチも含めた日本の環境に早く馴染めればかなり大きな戦力になりうる。

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