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Jリーグ 2年前

浦和レッズ、ゴール量産のポイントとは? 「責任を感じていた」江坂任、待望の初勝利をもたらした「嫌なところを突く攻撃」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグ第3節、浦和レッズ対湘南ベルマーレが6日に行われ、2-0で浦和が勝利した。1分3敗とつまずいた浦和だったが、5戦目にして待望の初勝利を挙げた。先制ゴールを決めた江坂任は、「相手の嫌なところを突いていく攻撃ができた」と手応えを感じている。(取材・文:元川悦子)


苦境が続いていた浦和レッズ

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【写真:Getty Images】

「サッカーではパフォーマンスと結果は別物。いい内容で戦って結果を残すのが一番だが、今は結果がついてきていない。ここ3週間はコロナ陽性、退場者、オウンゴールに近い失点と自分たちでコントロールできないことがいくつも起きているが、今、監督としてできるのは自分たちのサッカーを展開し、相手を上回るようにさせること。メンタルの強さが必要だと思います」

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 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が3月4日のオンライン会見でこう語ったように、2022年J1開幕後の彼らは予期せぬ苦境に見舞われ続けた。

 2月12日の富士フィルムスーパーカップで王者・川崎フロンターレを2-0で撃破し、最高のスタートを切ったと思われたが、複数のコロナ陽性者が発覚。戦力が揃わず、19日のJ1開幕・京都サンガ戦を0-1で落としたのが、混乱の始まりだった。

 続く23日のヴィッセル神戸戦では明本考浩が退場。最終的には槙野智章のゴールで追いつかれ、勝ち点2を落とす。さらに26日のガンバ大阪戦は岩尾憲がレッドカードを受けた直後に福田湧矢に一発を決められ敗戦。直近の3月2日の川崎戦も1点をリードしながら後半に2点を立て続けに決められ、1-2の逆転負けを喫した。

 優勝候補の一角に挙げられたチームが開幕4戦未勝利というまさかの序盤になったのである。

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