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日本代表 2年前

サッカー日本代表、ベトナム戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、最低C評価は5人に【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tnaka,JFA

MF

柴崎岳
【写真:Getty Images】


原口元気(背番号8)
ベトナム代表戦:61分OUT
評価:B

 所属するウニオン・ベルリンでも務めるインサイドハーフで先発。前半はチームとしてうまく機能しない中、とくにポジショニングの面で試行錯誤を繰り返していた印象が強かった。後半はダブルボランチの一角としてプレーし、吉田麻也の同点弾誕生のキッカケとなるミドルシュートを放つなどしたが、61分に交代。不完全燃焼の感は否めなかった。

田中碧(背番号17)
ベトナム代表戦:61分IN
評価:B

 柴崎岳に代わり61分から出場。65分には強烈なボレーシュートで相手GKチャン・グエン・マインを脅かし、70分にはOFR(オンフィールドレビュー)により幻とはなるもののゴールネットを揺らしているなど、投入直後からさすがの存在感を放っていた。限られたプレー時間の中、できることはやっていた。

守田英正(背番号13)
ベトナム代表戦:61分IN
評価:B

 田中碧、南野拓実と共に61分からピッチに立った。中盤底からサイドまで幅広く顔を出し、パスの出し入れを繰り返して停滞していたチームの攻撃を活性化。ボックス内では巧みなフェイクから相手DFの対応を困らせ可能性のあるクロスを供給するなど、主力選手としての力を見せつけた。勝利には導けなかったが、B評価が妥当だろう。

旗手怜央(背番号15)
ベトナム代表戦:46分OUT
評価:C

 セルティックでも務めるインサイドハーフで先発し、嬉しい日本代表デビューを飾った。しかし、チームとして攻撃に迷いが出ている中、自身も持ち味を発揮するのに苦労。らしくないボールロストからカウンターを許す場面も見受けられるなど、やや地に足がついていない印象も否めなかった。結果、屈辱的な前半のみの交代となり、評価は最低のCに。

柴崎岳(背番号7)
ベトナム代表戦:61分OUT
評価:C

 コンディション調整のため離脱した遠藤航に代わりアンカーとして出場。不用意なボールロストを犯すなど試合への入り方は不安定だったが、その後は立て直し、鋭いパスを差し込むなどらしさも見せた。しかし、守備時の対応の遅さや強度の低さはやはり気になったところ。アンカーではなく、インサイドハーフでの出場ならばまた評価は違ったかもしれない。

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