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Jリーグ 2年前

清武弘嗣が語る好調・セレッソ大阪の現在地。「いろいろ混ぜながら戦っている」。勝負を決める「細部のこだわり」とは?【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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明治安田生命J1リーグ第26節、浦和レッズ対セレッソ大阪が14日に行われ、0-1でセレッソが勝利した。セレッソは中3日で行われた連戦に連勝し、暫定順位を4位としている。粘り強く勝利を掴んできた今季の好調の理由を、キャプテンを務める清武弘嗣は振り返る。(取材・文:元川悦子)


下馬評を覆す躍進を見せるセレッソ大阪


【写真:Getty Images】

 昨季の主力だった大久保嘉人の引退、坂元達裕や瀬古歩夢の移籍などもあり、今季開幕前は下馬評が低かったセレッソ大阪。シーズン途中には乾貴士の電撃退団というアクシデントも起き、チームが大きく揺れ動いた。

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 しかしながら、小菊昭雄監督を中心とした結束は失われず、J1上位をキープ。天皇杯、YBCルヴァンカップも勝ち進み、3つのタイトルを残した状態で8月まで来ていた。

 だが、猛暑と過密日程と清武弘嗣、原川力らの負傷が重なり、そこから足踏み状態に陥ってしまう。8月27日のサンフレッチェ広島・9月2日のコンサドーレ札幌戦でリーグ2連敗し、さらに7日の天皇杯・広島戦でも悔しい逆転負けを喫するなど、勢いが止まったかと思われた。それでも何とか10日のサガン鳥栖戦を勝って、14日の浦和レッズ戦に挑んできた。

「浦和のチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いを見た時に、今日は非常に難しいゲームになるなと。彼らは立ち位置を変えながら前進していくのがストロング。4枚で来るのか3枚で来るのか、ボランチの立ち位置などがどうなのかも頭に入れつつ、全員で守備のスイッチの入れどころを共有してきた」と指揮官も限られた時間の中で浦和対策を講じ、埼玉スタジアムにやってきたという。

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