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Jリーグ 1年前

もう1度見たい! 戻ってきてほしい外国人元Jリーガー5人。海外でも存在感を放つ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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1993年に開幕したJリーグでは、これまで多くの外国人選手がプレーしてきた。その中には長く日本に留まる選手もいれば、Jリーグで結果を残して海外に旅立つ選手も少なくない。そこで今回は、日本から海外リーグに渡った選手の中で、Jリーグに戻ってきて欲しい外国人選手5人を紹介する。


MF:カイオ・ルーカス・フェルナンデス


【写真:Getty Images】

生年月日:1994年4月19日
在籍したJリーグクラブ:鹿島アントラーズ
現所属クラブ:シャールジャFC (UAE)
22/23リーグ戦成績:6試合3得点2アシスト


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 2011年にブラジルから日本へやってきたカイオは、留学していた千葉国際高等学校を卒業後の2014年1月に鹿島アントラーズへ加入。日本でプロキャリアをスタートすると、1年目からトニーニョ・セレーゾ監督の下で瞬く間に定位置を確保し、 Jリーグベストヤングプレーヤーに選出された。

 翌シーズンは2015年6月にセレーゾ監督が解任されたこともあり先発出場の機会が減ったが、リーグ戦ではチーム最多の10得点をマーク。また、Jリーグナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)決勝戦では試合を決める3点目を決め、チームを3年ぶり6度目の国内カップ優勝に導いた。

 その後、2016年夏にUAEの強豪アル・アインへ渡ったカイオは、1年目からリーグ戦24試合12得点12アシストをマークすると、2年目にはリーグ優勝に貢献。さらに、2018年に行われたFIFAクラブワールドカップでは優勝こそ逃したものの、4試合1得点3アシストの活躍で同大会のシルバーボールに輝き、その名を世界に轟かせた。

 すると、2019年夏にベンフィカへ加入。ついに欧州リーグ進出を果たした。だが、ポルトガルの強豪クラブでは定位置を確保できず。2020年1月にシャールジャFCへレンタルに出されると、翌夏に完全移籍している。欧州でこそ活躍できなかったが、カイオの実力はUAEリーグではトップクラス。海外で成熟した同選手のプレーを、再びJリーグのピッチで見てみたい。

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