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サッカー日本代表、カナダ戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価!

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


鎌田大地(背番号15)
カナダ代表戦:67分 IN
評価:A

 トップ下ではなく、フランクフルトでもプレーするボランチで出場。相手の鋭いチェックに遭っても余裕と落ち着きを見せ、変なロストをしないどころか確実にボールを前進させていた。また、守備面の働きも評価できるポイントで、細身ながら対人戦で引けを取らず、ズバッと奪ってカウンターに繋げる場面が限られた時間の中でも数回あった。コンディションに不安の残る遠藤航や守田英正の代役として、十分に期待できるのではないか。

柴崎岳(背番号7)
カナダ代表戦:フル出場
評価:A

 散々批判を浴びてきた司令塔は、カナダ代表戦でひとまずその雑音をかき消したと言える。開始8分に正確無比な背後へのパスから相馬勇紀の得点をアシストすると、その後もボールによく触れ、一気に攻撃のスイッチを入れるような縦パス、局面を変えるようなサイドチェンジを何度か繰り出すなど、真骨頂を発揮。ディフェンス面での強度不足、中盤でのロストが気にならなかったわけではないが、それを差し引いても好パフォーマンスだったのではないか。

田中碧(背番号17)
カナダ代表戦:67分 OUT
評価:C

 負傷明け後、一発目の試合ということもあってか物足りないパフォーマンスに終始した。カナダ代表のラインを押し下げるような縦パスなどはあまり見られず。前半にはあわや失点に繋がりかねない不用意なロスト、なんてことないパスがズレたりとらしくないシンプルなミスも少なくはなかった。守備でのハードワークは失っていなかったものの、やはり全体的には「もっと出来るはず」といったところ。評価はCとしたい。

南野拓実(背番号10)
カナダ代表戦:85分 OUT
評価:C

 日本代表の10番はカタールワールドカップでもあまり期待できないかもしれない。献身的なプレスで相手を困らせることはあったが、攻撃面での存在感は皆無。ボールを受けてもカナダDFの寄せに遭ってロストを繰り返し、味方へのパスもことごとくズレる。59分には上田綺世のポストプレーから中央を抜け出すなど絶好のチャンスを迎えたが、弱々しいシュートをGK正面に飛ばす最悪のフィニッシュだった。もはや自信を失っていると言わざるを得ない。

遠藤航(背番号6)
守田英正(背番号13)
カナダ代表戦:出場なし
評価:なし

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