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サッカー日本代表、スペイン戦全選手パフォーマンス査定。世界を驚かせた男たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

WG


【写真:Getty Images】


堂安律(背番号8)
スペイン代表戦:HT IN
評価:A

 ドイツ代表戦に続き“やってくれた”。後半開始早々に訪れたファーストチャンスで思い切り左足を振り抜きGKウナイ・シモンの壁をぶち破ると、その3分後には右足のグラウンダークロスで田中碧による逆転弾へのキッカケを作った。1点ビハインドという難しい状況で試合に入りながら、全2得点に関与。メンタル最強の24歳はA評価以外あり得ないだろう。

三笘薫(背番号9)
スペイン代表戦:HT IN
評価:A

「MITOMA」の名が世界に轟いたはずだ。後半頭から入ると、51分に田中碧の得点をアシスト。ゴールラインぎりぎりでよく折り返した。さらに圧巻だったのは70分。世界最高峰のSBダニエル・カルバハルをぶち抜き、浅野拓磨の決定機を演出した。また、守備では恐れのないアグレッシブな対応で相手の侵入を完璧に阻止。もはや言うことなしのA評価だ。

伊東純也(背番号14)
スペイン代表戦:フル出場
評価:B

 右ウィングバックで先発出場。前半は押し込まれた位置でのプレーとなったが、後半は前に出られるように。48分には、浮き球のパスを受けたアレックス・バルデに勇気を持ってプレッシャーをかけにいき、見事にボールをカットして堂安律の同点ゴールを“お膳立て”。その3分後には田中碧の逆転ゴールにも絡んだ。左サイドに回った終盤も奮闘し、守備に穴をあけることがなかった。

久保建英(背番号11)
スペイン代表戦:HT OUT
評価:B

 スペイン代表にボールを保持される時間帯が続く中、パスコースをしっかりケアするなど守備で頑張りを見せた。相手のプレッシャーが厳しい状況でうまくボールを収めるシーンもいくつかあり、カウンターにもよく顔を出していた。しかし、動き自体はそれほど悪くなかったが、前半のみで堂安律と交代を余儀なくされることに。もっと見たいところだったが…。

相馬勇紀(背番号24)
スペイン代表戦:出場なし
評価:なし

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