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サッカー日本代表、スペイン戦全選手パフォーマンス査定。世界を驚かせた男たちの評価は?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


谷口彰悟(背番号3)
スペイン代表戦:フル出場
評価:A

 負ければ終わりという中でワールドカップデビューを果たしたが、緊張した様子がプレーに表れることはなかったと言っていい。粘り強いマークを徹底して簡単には前を向かせず、空中戦もほぼ勝利。前半には見事なシュートブロックも見せた。また、ビルドアップも丁寧で、不用意なミスは一切犯さず。チームとして1失点を喫してしまったが、個人の出来は上々だ。

板倉滉(背番号4)
スペイン代表戦:フル出場
評価:B

 立ち上がりはやや不安定で、11分には吉田麻也とのマークの受け渡しがうまくいかなかったか、アルバロ・モラタにフリーでシュートを打たせてしまった。しかし、その後は失点を引きずることなく、集中したディフェンスを披露して最小失点に抑えた。前半にイエローカードを貰ってしまい、累積のためクロアチア代表戦に出場できなくなったのは痛恨。

吉田麻也(背番号22)
スペイン代表戦:フル出場
評価:B

 前半は少し不安定な出来だった。板倉滉とのコミュニケーションがうまくいかなかったか、アルバロ・モラタを見失ってしまうことが複数回見られ、中途半端なロングフィードを出すこともあった。それでも後半はしっかりと立て直し、最終ラインを統率。終盤、権田修一がマルコ・アセンシオのシュートをセーブしてこぼれたボールを間一髪クリアしたのはファインプレーだった。

冨安健洋(背番号16)
スペイン代表戦:68分 IN
評価:B

 1点リードというDFにとっては超重要な展開でピッチイン。怪我の影響が心配されたが、蓋を開けてみれば何ら問題はなく、切り札として投入されていた神童アンス・ファティに決定的な仕事を与えなかった。日本代表史上初のベスト8入りがかかるクロアチア代表戦では、ぜひスタメンで見たいところだ。

長友佑都(背番号5)
スペイン代表戦:HT OUT
評価:B

 左ウィングバックで出場した。ドイツ代表戦、コスタリカ代表戦同様、攻撃面で目立った働きを見せたわけではなかったが、守備ではまずまずの対応を披露。スピードに長けるニコ・ウィリアムズをそれほど気持ちよくプレーさせていなかった。またも前半のみで交代となってしまったため評価が難しいところだが、1点で抑えたこともあり及第点に。

山根視来(背番号2)
酒井宏樹(背番号19)
伊藤洋輝(背番号26)
スペイン代表戦:出場なし
評価:なし

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