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日本代表 1年前

大飛躍のチャンス? W杯後の移籍で成功した歴代サッカー日本代表5人。堂安律や三笘薫が続く?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップでの活躍を受け、サッカー日本代表の堂安律や三笘薫らに移籍の噂が出ている。過去にもW杯直後に新天地を求めた日本人選手は数多くいたが、その中で成功を収めたのはごくわずかだ。今回は、その例に当てはまる日本代表選手を5人紹介する。


DF:内田篤人(うちだ・あつと)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年3月27日
移籍先:鹿島アントラーズ→シャルケ(ドイツ)
移籍日:2010年7月1日(南アフリカW杯後)
移籍金:130万ユーロ(約1.6億円)


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 鹿島アントラーズで国内屈指のサイドバックへと進化を遂げた内田篤人は、2008年に日本代表デビューを飾ると、そこから瞬く間に常連メンバーとなった。しかし、2010年の南アフリカワールドカップでは駒野友一の後塵を拝し、1度もピッチに立つことができなかった。

 その内田はW杯前にシャルケ移籍で基本合意に至っており、同大会終了後の7月に正式に加入を果たした。南アで悔しい思いを抱いたままの海外初挑戦となったが、内田はそれを払拭するかのようにドイツの地で躍動。加入1年目でチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4進出、さらにはDFBポカール制覇に貢献した。CLベスト4進出は、日本人選手として初の快挙だった。

 シャルケでは怪我も多く、とくに晩年はなかなか試合に絡めなかった。それでもウニオン・ベルリンに去る2017年夏までの7年間で公式戦153試合2得点18アシストという立派な成績を残し、サポーターから愛される存在となっている。初の海外挑戦は大成功だったと言っていいだろう。

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