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日本代表 1年前

大飛躍のチャンス? W杯後の移籍で成功した歴代サッカー日本代表5人。堂安律や三笘薫が続く?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:遠藤航(えんどう・わたる)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日
移籍先:浦和レッズ→シント=トロイデン(ベルギー)
移籍日:2018年7月21日(ロシアW杯後)
移籍金:不明

 湘南ベルマーレ→浦和レッズと国内で着実に力をつけていた遠藤航は、2018年のロシアワールドカップ、日本代表メンバーに選出。しかし、全4試合を戦ったチームにおいて1度もピッチに立つことができなかった。フィールドプレーヤーで出場「0」に終わったのは、遠藤ただ1人のみだった。

 悔しさを味わったロシアW杯後、遠藤はベルギーのシント=トロイデンに新天地を求めた。同選手は自身のブログにて「ロシアW杯での経験が大きかったかもしれません。試合に出られなかった悔しさ、日本代表としてベスト8に行けなかった悔しさを体験し、どうしたらあの舞台に立てるのかを考えた結果、ヨーロッパでチャレンジしたい思いが強くなりました」と移籍の理由を綴っていた。

 遠藤の決断は間違っていなかった。シーズン終盤こそ負傷離脱を強いられたが、それまで主力としてシント=トロイデンを牽引。ベルギー移籍からわずか1年後には、シュツットガルトへのステップアップを果たした。ロシアW杯の悔しさをバネに決断した新たな挑戦が、今日までのブンデスリーガ、そして日本代表での活躍に繋がっていると言えるだろう。

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