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日本代表 1年前

大飛躍のチャンス? W杯後の移籍で成功した歴代サッカー日本代表5人。堂安律や三笘薫が続く?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:長友佑都(ながとも・ゆうと)


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年9月12日
移籍先:FC東京→チェゼーナ(イタリア)
移籍日:2010年7月14日(南アフリカW杯後)
移籍金:3万ユーロ(約360万円) ※レンタル料

 日本代表で長く活躍する長友佑都にとって初のワールドカップとなったのが2010年の南アフリカ大会だった。岡田武史監督の元、長友は左サイドバックのファーストチョイスとして全4試合でフル出場を達成。サミュエル・エトーやエルイェロ・エリアを封じ、「エースキラー」と称された。

 その活躍が高く評価され、長友はW杯終了後にイタリアのチェゼーナにレンタル移籍。当時のマッシモ・フィッカデンティ監督の元、加入後すぐにレギュラーの座を掴み、ローマやミラン相手に堂々たるプレーを披露した。するとチェゼーナ移籍からわずか半年後、長友はダビデ・サントンとのトレードで強豪インテルにレンタル移籍を果たした。

 長友はインテルでも加入後すぐに出場機会を確保すると、2011/12シーズンからの完全移籍を掴み取ることに。同シーズン後しばらく、レギュラーとしてハビエル・サネッティら名選手と共にチームを支えた。南アフリカW杯後のチェゼーナ移籍は、結果として大正解だった。

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