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日本代表 1年前

希望しかない! 10代日本人の逸材10人。サッカー日本代表の将来を託したい有望株たち

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:名願斗哉(みょうがん・とうや)


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年6月29日(18歳)
所属クラブ:履正社→川崎フロンターレ

 “三笘薫”2世が川崎フロンターレに加入する。ガンバ大阪ジュニアユース出身の名願斗哉は、9月には川崎加入が内定している。カタールワールドカップに町野修斗を送り込んだ履正社を2大会ぶり4回目の出場に導いた。

 左サイドからドリブルを仕掛け、チャンスを生み出すプレースタイルは三笘を彷彿とさせるものがある。緩急を巧みに操り、相手の逆を突いてするすると抜いていく。今大会の大阪府予選決勝では記憶に残るスーパーゴールを決めている。自陣の深い位置でボールを拾うと、相手を背負いながらドリブルで運んでいき、最後はループシュートでゴールネットを揺らした。80m超えのドリブルからのゴールは、名願の今後のサッカーキャリアにおけるハイライトとなるかもしれない。

 昨年はU-18日本代表でもプレーしている。パリ五輪世代では年少組となるが、この1年半の活躍次第では、パリ五輪出場の可能性もあるだろう。昨年の松木玖生のように、高校サッカー選手権後にすぐJリーグで活躍することもできるポテンシャルを持っている。

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