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日本代表 1年前

希望しかない! 10代日本人の逸材10人。サッカー日本代表の将来を託したい有望株たち

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:福井太智(ふくい・たいち)


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年7月15日(18歳)
所属クラブ:サガン鳥栖U-18→バイエルン・ミュンヘンⅡ(ドイツ)
2022リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 今や国内屈指の育成の名門となったサガン鳥栖のアカデミーから、福井太智がドイツの常勝軍団に加入する。高校1年生のときに2種登録され、16歳7か月でトップチームデビューを果たした逸材は、トップチームに正式昇格することなく、舞台をドイツに移すことになった。

 ボールを持つと何かを起こしてくれるという期待を抱かせるMFだ。ボールを運ぶ推進力があり、精度の高いキックや切れ味鋭いドリブルを兼ね備える。ドイツで言うところの「8番(インサイドハーフ)」が主戦場で、積極的にアタッキングサードに入っていく攻撃性も魅力だ。背番号10を背負う鳥栖U-18では、ラストマッチとなったプレミアリーグファイナルで全3得点に絡む活躍で、チームを頂点へと導いている。

 バイエルンではセカンドチームに加入する予定で、まずは4部で戦うこととなる。国内の同年代の中では圧倒的なストロングポイントを、ドイツの地で磨くことができれば、日本サッカーにとってはこれ以上ない財産となるだろう。

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