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名古屋グランパスが育てた最高傑作5人。吉田麻也、藤井陽也…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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J1リーグ1回、天皇杯2回、リーグカップ1回、富士フィルムスーパーカップ2回の優勝を誇る名古屋グランパス。そんな同クラブが歴史を築き上げていく中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、厳選したアカデミー出身の最高傑作を5人紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)


DF:吉田麻也(よしだ・まや)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年8月24日
在籍期間:2007年2月〜2010年1月
通算成績:101試合11得点3アシスト


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 吉田麻也は12歳の頃に名古屋グランパスU-15のセレクションに合格。加入後にセンターバックへコンバートされるとU-18日本代表に選出されるまでに成長し、2007年にトップチームへ昇格した。同年シーズンのリーグ戦第9節でJ1リーグデビューを果たすと瞬く間に主力となり、1年目からリーグ戦19試合に出場している。

 名古屋在籍時の吉田はプロデビュー後間もないこともあり体の線が細かったが、長身を活かした空中戦の強さと、若手とは思えない程の落ち着きで守備に貢献。2008シーズンにはドラガン・ストイコビッチ監督の下でコンビを組んだ増川隆洋と強固な壁を築き、クラブ史上初の AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に貢献した。

 翌2009シーズン終了後にはオランダのVVVフェンロへ加入。2012年8月に移籍したサウサンプトンでは時折キャプテンマークを巻き、約7シーズンに渡り世界最高峰の舞台で主力として活躍した。その後、2020年1月からはサンプドリア、今夏にはシャルケへ移籍し、34歳となった現在も欧州リーグで活躍し続けている。名古屋でのプレーはわずか3シーズンだったが、この男は間違いなく名古屋が育てた最高傑作の1人だ。

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