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Jリーグ 1年前

名古屋グランパスが育てた最高傑作5人。吉田麻也、藤井陽也…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:山口慶(やまぐち・けい)


【写真:Getty Images】


生年月日:1983年6月11日
在籍期間:2002年2月〜2010年1月
通算成績:215試合8得点1アシスト

 名古屋グランパスU-18出身の山口慶は、2002年にトップチームに昇格。同年シーズンから出場機会を得ると、2006年に就任したセフ・フェルフォーセン監督の下で定位置を確保し、藤田俊哉や本田圭佑らとともに名古屋の中盤を支えた。

 高いユーティリティ性を誇る山口は、主戦場のボランチだけでなくインサイドハーフにサイドハーフ、さらにサイドバックと様々なポジションでプレー。特出した武器はなかったが献身的なプレーでチームに貢献し、2007年5月に行われた第9節の大分トリニータ戦で名古屋の下部組織出身選手としては初めてとなるJ1通算100試合出場を達成した。

 ドラガン・ストイコビッチ監督が就任した2008シーズンはベンチを温めることが多かったが、翌2009シーズンにはスタメンに復帰。山口は同シーズン終了後に名古屋を退団することとなったが、トップチームでプレーした約8年間で公式戦215試合8得点1アシストという成績を残した。

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