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Jリーグ 1年前

柏レイソルが育てた最高傑作5人。酒井宏樹、大谷秀和…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:工藤壮人(くどう・まさと)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年5月6日
在籍期間:2009年1月~2016年1月
通算成績:262試合92得点28アシスト

 昨年10月に亡くなった工藤壮人も、柏レイソルのアカデミーが育てた最高傑作の一人だ。柏レイソルで公式戦262試合に出て、92得点28アシストを記録している。

 工藤は小学4年生のときに柏レイソルの下部組織に加入。酒井宏樹らとともに育ち、2009年にトップチーム昇格を果たした。J2で過ごしたプロ2年目にリーグ戦27試合に出て10ゴールを記録すると、J1昇格を果たした翌シーズンからも活躍。2011年のJ1優勝などに貢献し、2013年シーズンはJ1で19ゴールを挙げた。

 高い決定力を武器に前線でゴールを量産し、柏レイソルを何度も勝利に導いている。

 工藤は2015年末にカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍することが発表された。帰国後はサンフレッチェ広島、レノファ山口でプレー。その後、オーストラリアのブリスベン・ロアーで再び海外を経験し、2022年はJ3のテゲバジャーロ宮崎に加入。コンスタントに出場していたが、10月21日に32歳の若さでかえらぬ人となった。

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