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Jリーグ 1年前

柏レイソルが育てた最高傑作5人。酒井宏樹、大谷秀和…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:大谷秀和(おおたに・ひでかず)


【写真:Getty Images】


生年月日:1984年11月6日
在籍期間:2003年2月~2022年12月
通算成績:610試合29得点32アシスト

 大谷秀和は柏レイソルが育てた選手の中でも、特に大きな功績を残した一人だ。通算610試合出場はクラブ史でも群を抜いた記録である。

 大谷は中学生のときに柏レイソルの下部組織に加入。2003年にトップチーム昇格を果たした。プロ2年目から出番を増やし始めると、ボランチで定位置を獲得。2008年からはキャプテンを務めた。守備的MFだけでなく、さまざまなポジションで求められた働きをして活躍し、キャプテンとしてはピッチ外で模範で在り続けた。

 柏レイソル一筋のキャリアを貫いた大谷は、2022シーズンで現役引退を決断。Jリーグ通算478試合出場は、2位南雄太の291試合出場に大きな差をつけてのクラブ史上最多だ。

 スパイクを脱いだ大谷は、今年から柏レイソルでコーチを務めることに。バンディエラの柏レイソルでの物語は、これからも続いていく。

【了】

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