DF：栗原勇蔵（くりはら・ゆうぞう）

生年月日：1983年9月18日
在籍期間：2002年2月～2020年2月
通算成績：440試合21得点13アシスト

　栗原勇蔵は横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースを経て、2002年にトップチームに昇格。2019年の現役引退まで、横浜F・マリノス一筋のキャリアを貫いた選手だ。

　トップ昇格当初、横浜F・マリノスには松田直樹や中澤佑二といった先輩がいたため、栗原はなかなか出場機会を得られなかった。それでも、右サイドバックとして起用されるようになって徐々に信頼を獲得。ポジションをつかんでいった。

　2006年から2014年までは毎年リーグ戦で30試合近くの試合に出場。不動のレギュラーとして長くチームを支えた。この時期は日本代表からも呼ばれており、2006年から2013年にかけて代表で20試合に出場している。

　キャリア晩年はベンチで過ごす時間も長くなったが、それでも闘争心に不足はなく、最後までチームをけん引し続けた。