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鹿島アントラーズが5連勝

　明治安田生命J1リーグ第13節は、14日13時30分キックオフの4試合が行われた。鹿島アントラーズは国立競技場で名古屋グランパスと、京都サンガF.C.はセレッソ大阪と、アビスパ福岡はサガン鳥栖と、アルビレックス新潟は横浜F・マリノスと対戦した。

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　鹿島対名古屋は「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として30年前の開幕戦と同じカードで行われた。鹿島は12分、CKから鈴木優磨のヘッドがネットを揺らすも、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）チェックの末に取り消されてしまうが、29分に再び鈴木がCKからヘッドで決めて、先制した。その後リードを保った鹿島は84分、高い位置でボールを奪うと最後は途中出場の知念慶が追加点を決めた。鹿島はまたも完封で勝利し、5連勝となった。

　2連敗中の京都は、今季ＪリーグYBCルヴァンカップで2戦2勝中のC大阪と対戦した。先制点はC大阪にラッキーな形で生まれる。人に当たってコースが変わったクロスがポストに直撃すると、さらにその跳ね返りがGK若原智哉に当たってオウンゴールとなった。リードしたC大阪は京都の反撃をしのいで、1-0で勝利した。

　昨季は2戦2分に終わった福岡対鳥栖の「九州ダービー」は前半、鳥栖がボールを握りながらもチャンスを作れずにいた。また鳥栖は前半アディショナルタイムに長沼洋一が退場となり、苦しい状況を強いられる。数的有利になった福岡は合計20本近くシュートを放つも1点が遠く、スコアレスドローに終わった。

　ここ4戦勝利の無い新潟は、ホームに6試合負け無しの横浜FMを迎えた。前半終了間際、横浜FMが均衡を破る。CKの流れからクロスが入ると、中央で藤田譲瑠チマが頭で流し込んだ。しかし57分、新潟はショートカウンターから伊藤涼太郎のゴールで同点に追いつくと、67分には三戸舜介が強烈なミドルシュートを突き刺して逆転に成功した。このまま逃げ切った新潟は、5試合ぶりの勝利を手にした。

【了】