1位：久保建英
【写真：Getty Images】
生年月日：2001年6月4日
所属クラブ：レアル・ソシエダ（スペイン）
22/23リーグ戦成績：35試合9得点7アシスト
今季の欧州リーグで最も輝きを放った日本人選手は久保建英で異論ないだろう。マジョルカ1年目で活躍し評価を高めた後はビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカ（2年目）と苦戦したが、今季加入したレアル・ソシエダでついに才能を開花させたと言っていい。
最終的に右ウィングに落ち着いたが、今季の久保は2トップの一角、そして左ウィングでも非凡なパフォーマンスを披露してきた。ドリブルのキレは凄まじく、簡単にボールを失うことはほぼない。カットインはもちろんのこと、縦突破でもDFを翻弄している。また、前線から効果的なプレスをかけ、球際でも激しく闘うなど、守備の貢献度も光っていた。
2桁には届かなかったが、キャリアハイを大幅に更新するリーグ戦9得点7アシストを記録と、これまで物足りなかった目にみえる結果も十分に残した。ラ・リーガ公式のマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）には全体トップとなる9回選出され、さらには多くのメディアにおいてラ・リーガのベストイレブンに選出など、まさに文句なしのシーズンとなった。
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