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海外サッカー 11か月前

世界に衝撃!? 欧州日本人、活躍度ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

8位:上田綺世

セルクル・ブルッヘに所属する上田綺世
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:セルクル・ブルッヘ(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:40試合22得点2アシスト

 移籍1年目から圧倒的な結果を残すのは容易ではない。とくに、日本から海外など、環境がガラリと変わればなおさらだ。しかし、昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルッヘに移籍し海外初挑戦を果たした日本代表ストライカー、上田綺世にとっては、そこまで大きな問題にはならなかった。

 上田は加入当初こそ苦労したが、ドミニク・タールハンマーからミロン・ムスリッチに指揮官が交代したことが転機に。前者の元ではわずか2得点だったが、後者の元ではCFより一列後ろのポジションが一時メインになったことも功を奏して、天性の得点力が開花した。終盤には最前線に戻ったものの、自信を深め、チームメイトとの連係も確立していた上田は得点ペースを落とさなかった。

 最終的に上田は1年目ながらリーグ戦22ゴールをゲット。ウーゴ・カイパース(ヘント/27得点)に敗れ、得点王には届かなかったものの、ベルギーリーグにおける1シーズンの日本人最多得点記録を塗り替えた。決して強豪ではなく、毎試合のようにゲームを支配できるわけではないセルクル・ブルッヘでこれだけコンスタントに得点を重ねた事実が、何よりも凄いことだ。

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