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【クラブ別通信簿】J1リーグ前半戦評価ランキング【FC東京】監督交代…。前監督の置き土産と戦術的な落とし込み

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグは前半戦が終わり、24日から後半戦がスタートする。当初の期待以上の成績を残すチームもあれば、予想以上に苦戦しているチームもある。今回は、各チームの前半戦の戦いを総括し、通信簿としてA~Eの5段階で評価してランキング形式で紹介する。※データは6月22日時点


14位:FC東京


【写真:Getty Images】

前半戦評価:D
監督:アルベル→ピーター・クラモフスキー
前半戦成績:12位(勝ち点19/5勝4分8敗)


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 昨季から指揮を執るアルベル監督の下で迎えた今季は、結果が求められるシーズンだった。1年目の昨季は6位とまずまずといえる結果を残し、試合の主導権を握るスタイルは徐々に浸透していると思われた。しかし、今季はなかなか勝つことができていない。連勝は1回のみで、3連敗でシーズンを折り返すことに。業を煮やしたクラブはアルベルを解任している。

 FC東京が、というよりアルベル監督が目指すサッカーをしているときの方が相手は与しやすかった。本当の意味で戦術的な落とし込みはできなかった。むしろ、連動した守備から素早くゴールに迫る形ができている時の方が、チームとしては躍動感が出ていたようにも見える。

 中村帆高の長期離脱、日本代表にも選出されたバングーナガンデ佳史扶の不調、シーズン途中に契約解除となったレアンドロ、リーグ戦わずか1得点のアダイウトンなど、想定外だったことも多い。一方で、俵積田晃太や佐藤龍之介といった10代の抜擢は、アルベル前監督の置き土産といえるだろう。

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【了】

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