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浦和レッズはまたも勝ち切れず

　明治安田生命J1リーグ第18節、浦和レッズ対川崎フロンターレが24日19時30分キックオフで埼玉スタジアム2002にて行われた。リーグ戦2戦連続でスコアレスドローに終わっている浦和と公式戦4連勝中の川崎の対戦は、YBCルヴァンカップも含めて今季4度目の顔合わせとなった。

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　前半は、川崎が58％のボール保持率で、浦和の4本を上回る6本のシュートを放った。28分には脇坂のFKがクロスバーに直撃するシーンもあったが、両者拮抗した試合はスコアレスで前半を終えた。

　後半に入ると52分にスコアが動いた。西川周作が蹴った敵陣深くへのゴールキックに対して、川崎のGK上福元直人が処理を試みた。しかし、セカンドボールが浦和の関根貴大にこぼれ、関根が無人のゴールへとロングシュートを沈めた。川崎はアンラッキー形で先制点を許してしまった。

　しかし57分、今度は浦和のGK西川にミスが出る。自陣深くでボールを回していると、岩尾憲からリターンパスを受けた西川がコントロールを誤り、ボールはそのままゴールイン。足元の技術に長けた西川の珍しいミスによって、川崎がオウンゴールで同点に追いついた。

　その後、川崎は途中出場の小塚和季が78分に一発レッドカードで退場となり、10人になってしまう。浦和は数的有利になり、勝ち越しへ攻勢を強めるも、結局得点は生まれず。1-1のまま試合終了。

　浦和はまたも勝ち切れず、3試合連続の引き分け。川崎の連勝はストップした。