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Jリーグ 9か月前

禁断の後出し!? J1リーグ順位予想10~18位。降格の危機にあるのは?【2023シーズン】

シリーズ:J1リーグ順位予想 text by 編集部 photo by Getty Images

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 2023シーズンの明治安田生命J1リーグは、残すところあと13節となった。18位・湘南ベルマーレ、17位・柏レイソル、16位・横浜FCが2ポイント差にひしめく残留争いの行方はどうなるのか。これまでの戦いや移籍市場での動きを精査し、“どこよりも遅い”順位予想を行う。※数字は7月31日時点


10位:FC東京

FC東京のスターティングメンバー
【写真:Getty Images】

監督:ピーター・クラモフスキー
順位:12位
成績:勝ち点26(7勝/5分/9敗)
ルヴァン杯:準々決勝進出
天皇杯:ラウンド16進出


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 アルベル監督の下でスタートした2度目のシーズン、FC東京は求めていた結果を手にすることができなかった。勝ったり負けたりを繰り返す中でいつの間にか負けが込み、シーズン折り返しの17節を消化したタイミングでアルベル監督の退任が発表された。前半戦の勝ち点19は、J2に降格した2010年と並ぶクラブワースト記録だった。

 後任のピーター・クラモフスキー監督は前任者のベースを引き継ぎつつ、守備を整備して後半戦を戦った。新体制初陣から3試合連続クリーンシートと結果はすぐについてきたが、中断前最後のゲームでは鹿島アントラーズに1-3で敗れている。“ブースト”が切れてしまったと言われても仕方ない内容だったが、それまでの3試合からポジティブな要素は見つけることができた。

 安部柊斗が去った中盤には原川力を迎え入れ、手薄だった前線にはジャジャ・シルバ、サイドバックには京都サンガF.C.から白井康介を獲得している。中断期間を経てクラモフスキー監督の志向するサッカーを見せることができるか。期待感と不安が共存する終盤戦になるだろう。

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