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Jリーグ 9か月前

J1リーグ最高額はどこだ? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】


監督:吉田孝行
2023リーグ戦成績:2位(14勝7分4敗)
総市場価値:1618万ユーロ(約22.6億円)
最高額選手:武藤嘉紀

 今季のJ1リーグで優勝争いを繰り広げているヴィッセル神戸が5位にランクインした。チームの総市場価値は1618万ユーロ(約22.6億円)で、6位セレッソ大阪に100万ユーロ(約1.4億円)以上の差をつけている。

 選手個人の市場価値を見れば、第25節終了時点で2位につけるのも納得だ。大迫勇也や山口蛍といった日本代表経験豊富な選手に加え、汰木康也や齊藤未月など、実に8人に90万ユーロ(約1.3億円)以上の価値がついている。これは浦和レッズと並んでJリーグトップの人数となっている。
 
 ただ、チームの総市場価値は半年前に比べ117万ユーロ(約1.6億円)ダウンした。もともと市場価値が高かった選手はその分減少額も大きくなるのだが、神戸はそういった人材が多い。実に9人が開幕当時から10万ユーロ(約1400万円)以上金額を落としており、リンコンに関しては半年で50万ユーロ(約7000万円)もダウンしている。また、100万ユーロの価値をもったアンドレス・イニエスタの退団もあり、市場価値の減少は避けられなかった形だ。

 その中でも大迫と武藤嘉紀はさすがといったところ。市場価値は年齢や将来性が重要視されているためベテランの選手はほとんどが金額を落とすのだが、33歳の大迫、31歳の武藤ともに今季開幕時点からの下落がなかった。神戸で高いパフォーマンスを発揮していることの表れと言っていいだろう。

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