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日本代表 8か月前

こっちも強い!? サッカー日本代表“非選出”イレブン。“本家”に匹敵する強力な日本人11人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

SB

浦和レッズDF明本考浩、ハダースフィールドDF中山雄太
【写真:Getty Images】


明本考浩(浦和レッズ)
生年月日:1998年1月31日(25歳)
今季リーグ戦成績:21試合2得点1アシスト

中山雄太(ハダースフィールド・タウン/イングランド)
生年月日:1997年2月16日(26歳)
今季リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト

 日本代表という基準で見るとサイドバックは人材難と言えるだろう。酒井宏樹がいなくなった右には菅原由勢が、長友佑都が抜けた左には伊藤洋輝が定着しつつあるが、それに続く存在が今のところいないのが現状だ。

 代表復帰が待たれるのは中山雄太だ。昨年11月にアキレス腱を断裂し、招集されていたFIFAワールドカップメンバーからも外れた。長期にわたるリハビリを経てプレシーズンマッチで復帰を果たし、8月9日のEFLカップで復帰。ここまで公式戦の出場は2試合のみだが、本来のコンディションに戻すことができれば、代表でプレーする権利は与えられるはずだ。

 選ばれていない中では、明本考浩は面白い存在だ。日本人左サイドバックはキックの技術に優れたタイプが多い中、明本は攻守にフィジカルの強さを出せる。2列目やFWとしてもプレーできるのは、明本の総合力の高さゆえ。酒井宏樹の負傷離脱時には右サイドバックを務めている。無尽蔵のスタミナと強烈な左足のキックが海外の選手にも通用することは、AFCチャンピオンズリーグでも証明済みだ。

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