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日本代表 6か月前

史上最強の英雄! 五輪サッカー日本代表、歴代ベストイレブン。世界に爪痕を残した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 オリンピック(五輪)におけるサッカー日本代表は、1996年のアトランタオリンピックから2021年の東京オリンピックまで、7大会連続で世界の舞台に挑んできた。その歴史の中で、爪痕を残してきたのは誰なのか。今回はオリンピックで活躍した日本代表選手をベストイレブンという形で紹介する。


GK:川口能活(かわぐち よしかつ)

五輪日本代表の川口能活
【写真:Getty Images】

生年月日:生年月日:1975年8月15日
日本代表通算成績:116試合95失点
五輪通算成績:3試合4失点


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 1996年開催のアトランタオリンピックで、正GKとして全3試合にフル出場したのが川口能活だ。金メダル候補のブラジル代表を1-0で破る“マイアミの奇跡”の立役者となり、その後も数々の伝説を築き上げた名選手である。

 当時20歳でオリンピック代表の正GKに抜擢された川口は、グループリーグ初戦のブラジル代表戦に先発出場。アトランタ五輪に乗り込んで来た当時のブラジル代表は、既にA代表を経験していたロベルト・カルロス、サヴィオ、ロナウド(今大会の登録名はロナウジーニョ)と言った有望な若手選手に加えて、オーバーエイジ枠でA代表の主力であるリバウド、ベベット、アウダイールらスター選手も起用した本気のメンバーであった。

 試合は終始ブラジル代表ペースとなり、圧倒的に押し込まれて28本のシュートを浴びながらも川口はことごとくセーブ。DF陣の奮闘と川口の身体を張った守りが光り、伊東輝悦が奪ったゴールを守り切って1-0で完封勝利をあげた。

 その後のナイジェリア代表戦に0-2で負け、ハンガリー代表戦には3-2で勝つものの得失点差で決勝トーナメント進出は逃したが、ブラジル代表撃破は日本サッカー史上最大のジャイアントキリングとして、日本のみならず世界に衝撃を与えた。

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