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海外サッカー 7か月前

放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【DF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤクブ・キヴィオル(ポーランド代表)

アーセナルのヤクブ・キヴィオル
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月15日
所属クラブ:アーセナル(ポーランド)
契約期間:2028年6月30日まで
23/24リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト

 ヤクブ・キヴィオルはアーセナルが期待する23歳のDFだが、一度クラブを離れるという選択肢もありそうだ。

 ポーランド人のキヴィオルは、2021年夏に加入したイタリアのスペツィアで活躍し、今年1月にアーセナルへ移籍した。本人はセンターバックが本職だと話しつつも、得意の左足を武器にサイドバックもこなせる上、守備的MFとして相手の攻撃の芽を摘む仕事もできる万能さがあるディフェンスのマルチロールだ。

 ただ、トップレベルのタレントがひしめくアーセナルでは、ほとんどピッチに立てない状況が続いており、現在はカップ戦要員。複数ポジションをこなせるという魅力があるとしても、サッカー日本代表の冨安健洋にも同じことが言えるため、このまま出場機会が増えないおそれはある。成長を止めないためにも、別のクラブで経験を積むというアイディアはあるはずだ。

 ミケル・アルテタ監督は今年5月、キヴィオルについて「素晴らしい選手になるポテンシャルを秘めた選手」と称賛していた。期待を持って獲得しただけに、完全移籍で手放すことは考えにくいが、レンタルならあり得るだろう。

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