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海外サッカー 4か月前

史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング31〜40位。歴史を動かしたサッカー日本代表レジェンドも登場

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

32位:田中マルクス闘莉王(現役引退)

【写真:Getty Images】


生年月日:1981年4月24日
当時の所属クラブ:浦和レッズ(日本)
最高市場価値:600万ユーロ(約8.4億円)
更新日:2009年5月19日(当時28歳)

 かつて日本代表としてプレーし、Jリーグを代表するDFとして活躍した田中マルクス闘莉王が32位にランクインした。

 闘莉王の市場価値が最も高まったのが、浦和レッズ在籍時の2009年5月のことで、その評価額は600万ユーロ(約8.4億円)となっている。2004年にサンフレッチェ広島から浦和レッズへ移籍して以降、圧倒的なパフォーマンスを発揮し続けた闘莉王は、2012年まで毎シーズンJリーグベストイレブンに選出され、2006年にはJリーグMVPを獲得している。その間、浦和レッズも多くのタイトルを獲得しており、コンスタントな活躍が市場価値を押し上げた要因の一つであろう。また、600万ユーロ(約8.4億円)の市場価値は、海外でプレーしたことのない日本人DFとしてはトップの数値である。

 名古屋グランパスに移籍した2010シーズンにはクラブ史上初のJ1優勝に導く活躍を見せたが、30代に差し掛かった闘莉王の市場価値は下がっていく。DFでありながらJリーグ通算104得点と、類まれなる得点能力を持っていた闘莉王は2019シーズン限りで現役を引退している。

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