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海外サッカー 4か月前

史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング31〜40位。歴史を動かしたサッカー日本代表レジェンドも登場

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

31位:前田大然(現・セルティック)

【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月20日
当時の所属クラブ:セルティック(スコットランド)
最高市場価値:650万ユーロ(約9.1億円)
更新日:2023年12月5日(当時26歳)

 日本人選手歴代市場価値ランキングで31位にランクインしたのが、現在セルティックでプレーする前田大然だ。

 横浜F・マリノスに所属していた2021シーズンにJ1得点王となり、2022年1月にセルティックへ期限付き移籍した当時の前田の市場価値は110万ユーロ(約1.5億円)であった。豊富な運動量と圧倒的なスピードを持ち味に、2021/22シーズンは16試合に出場して6ゴール5アシストをマークし、市場価値を350万ユーロ(約4.9億円)まで伸ばした。

 その後、前田は2022FIFAワールドカップカタール大会で、前線から圧倒的なスプリント力を発揮して日本代表の決勝トーナメント進出に貢献した他、セルティックでは2022/23シーズンに35試合出場8ゴール5アシストを記録し、クラブは国内タイトル3冠を達成する。代表とクラブでの活躍が市場価値を押し上げ、シーズン終了後に市場価値は600万ユーロ(約8.4億円)に到達した。そこから市場価値を伸ばし続け、現在は自己最高額の650万ユーロ(約9.1億円)となっている。

 前田の市場価値はヨーロッパに移籍してからの2年間で約6倍の金額になった。今シーズン前半戦は怪我による欠場もあったが、2024年初戦ではセルティックの先制ゴールを奪った。前田の年齢はまだ26歳であり、今後の活躍次第で市場価値がより高まっていくことも予想される。

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【了】

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