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Jリーグ 3か月前

未来のサッカー日本代表も!? Jリーグ注目の高卒ルーキー5人。大いなる可能性を秘めた逸材たち

シリーズ:注目の高卒ルーキー text by 編集部 photo by Getty Images

MF:安齋悠人(あんざい・ゆうと)

京都サンガF.C.

【写真:Getty Images】


生年月日:2005年4月25日
所属クラブ:京都サンガF.C.
出身高校:尚志高校

 安齋悠人は「ネクスト・三笘薫」にふさわしい逸材だ。安齋は尚志高校在学時に3年連続で全国高校サッカー選手権大会に出場。3年次にはインターハイで尚志のベスト8に貢献し、優秀選手賞を受賞した。昨年6月にはU-19日本代表に選出されており、今後の活躍がより一層期待されている。

 そんな同選手の武器はドリブルにあり、その技術は他の選手と一線を画している。主に左サイドでプレーする安齋は、細かいタッチで十分に相手をひきつけたあと縦に仕掛け、相手DFを一気にはがす。さらに、敵陣深くまで切り込み、最後には効果的なマイナスのパスで味方のゴールをお膳立てする。ペナルティーボックス内でも止まらない安齋の縦のドリブルは、三笘のそれを彷彿とさせる。

 しかし、彼はドリブルだけの選手ではない。相手が縦を警戒しているとわかれば、鋭いカットインから狙い澄ましたコントロールショットでゴールを脅かすため、相手にとっては少しの油断も許されない。

 安齋は2024シーズンより京都サンガF.C.でプレーする。いきなりJ1の舞台でのプレーとなるが、安齋のドリブルをもってすれば今シーズン中にもリーグ戦でそのプレーを見ることができるかもしれない。

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