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落選の危機!? サッカーU-23日本代表、アジアカップ当落線上の6人。23人の枠に入り込めるか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 JFA(日本サッカー協会)は4日、今月開幕するAFCU-23アジアカップカタール2024に臨むサッカーU-23日本代表のメンバーを発表する。果たして23人に名を連ねるのは誰なのか。今回は3月のU−23日本代表に呼ばれた選手の中から、生き残れるかがきわどい選手をピックアップして紹介する。


MF:田中聡(湘南ベルマーレ)


【写真:Getty Images】

生年月日:2002年8月13日(21歳)
2024リーグ戦成績:5試合1得点1アシスト

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 湘南ベルマーレの下部組織で育った田中聡は、17歳でJ1リーグデビューを飾り、2021シーズンから不動のレギュラーとして活躍した。しかし、2022年夏にベルギーのコルトレイクへ期限付き移籍したものの、ここでは定位置を獲得できず、完全移籍オプションは行使されなかった。

 海外で挫折を経験した田中は、1年で湘南に復帰して再びコンスタントに出場しているところだ。U−23日本代表としては、3月のU-23ウクライナ代表戦で得点を奪うなど活躍し、かなりのアピールができたと言えるだろう。

 しかし、中盤のポジションは競争が熾烈だ。藤田譲瑠チマ、山本理仁、松木玖生の3人はおそらく不動という評価で、ボランチは残り1枠と想像できる。ここを田中と川﨑颯太のどちらを選ぶかということになるだろう。

 田中は、相手の攻撃を封じる中盤の守備が最大の武器だが、U-23ウクライナ代表戦での得点に加えて、今季はJリーグでも1得点1アシストと得点に絡んでおり、攻撃面の改善も明らか。川﨑はU-23マリ代表戦で失点につながる致命的なミスがあったものの、京都サンガF.C.で主将を務めるキャプテンシーも魅力だろう。

 大岩剛監督はどちらを連れて行くべきかで悩んでいるのではないだろうか。

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