フットボールチャンネル

Jリーグ 2週間前

「うまくいっていない」浦和レッズが抱えるシステム上の問題点。“3試合”で共通していた脆さ「幅を使われた時に…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

JリーグをDMM×DAZNホーダイでお得に観る

Jリーグ 最新ニュース

2025明治安田J1リーグ第4節が2日に各地で行われ、浦和レッズはホームで柏レイソルと戦った。試合は0-2で浦和の敗北。開幕4戦未勝利となったチームのキャプテン・関根貴大は、「(最終ラインが)3枚の相手に対してうまくいっていない」とシステムの構造的な問題を指摘する。(取材・文:元川悦子)

「一味違う」はずだった今季の浦和レッズだが…

浦和レッズ
【写真:Getty Images】

 J1・13位という不本意な結果に終わった2024年を糧に、今季は「タイトル奪還」という大目標に向かってスタートした浦和レッズ。Jリーグ最高の外国人助っ人と言われるマテウス・サヴィオや金子拓郎、松本泰志ら実績あるタレントを補強し、2月15日の開幕・ヴィッセル神戸戦では2連覇中の王者を圧倒。「今年の浦和は一味違う」という印象を残したはずだった。

JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 ところが、22日の京都サンガF.C.戦を1−1で引き分けると、26日の湘南ベルマーレ戦も1−2で苦杯。開幕3戦未勝利という予期せぬ苦境に陥った。

「貧相な前半だった。立ち上がりからハイプレスをかけて支配しようとしたが、全くできなかった。我々は京都戦と同じことを繰り返してしまった」とマチェイ・スコルジャ監督は湘南戦の後、前半からギアを上げられなかったチームの戦い方に失望感を露わにした。

 京都戦で渡邉凌磨が負傷し、欠場を余儀なくされているのも響いているが、3月2日の柏レイソル戦も同じ状態で乗り切らなければいけない。51,009人もの大観衆が終結するホーム・埼玉スタジアム2002での開幕戦では同じミスを犯すことはできない。指揮官はボランチに松本、トップ下に原口元気を配置する湘南戦後半の形でゲームに挑んだのだ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!