6位タイ:投資・金融・コンサル

【写真:Getty Images】
企業名:アビームコンサルティング、山陰合同銀行など
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クラブ名:モンテディオ山形、ガイナーレ鳥取など
2013年にモンテディオ山形の事業パートナーに選出され、同クラブの経営を支援するアビームコンサルティング。マンチェスター・シティの日本におけるオフィシャル・マネジメントコンサルティングサービス・パートナーも務める同企業は、経営戦略でも重要な役割を果たしている。
山形は2016シーズン以降主戦場をJ2としているが、ホームの平均入場者数は右肩上がりだ。コロナ禍の期間を除き、続々とファンがNDソフトスタジアム山形に詰めかけている。2024シーズンの10,265人は、J1時代・2015シーズンの1stステージの10,436人に迫る勢いだ。
「地域とのつながりや主体性」を掲げ、アビームコンサルティングと山形は地元企業や行政との関係を深めている。
ガイナーレ鳥取のクラブスポンサーである株式会社山陰合同銀行は、金融機関の立場からチームを支える。懸念点は、同クラブが4月23日に発表した第19期(2024年2月~25年1月)決算の内容だ。2期ぶりの黒字化は明るい話題だが、3.02億円の債務超過は解消されていない。財政の状況はJリーグの加盟条件にも大きく関わるため、改善を急ぐ必要がある。
しかしその危機に対し、金融のスペシャリストが味方陣営にいるのは心強いかもしれない。