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昨今、サッカー界では資金力が大きな説得力を持つ。ビッグクラブのスポンサーにはグローバル企業や投資会社が名を連ね、移籍市場はさながらマネーゲームの様相を呈している。翻って日本のクラブに対しては、どのような企業が投資しているのか。本稿では、Jリーグ全60クラブの胸スポンサーを調査し、業種別にランキング形式で紹介する。※各企業の事業内容は公式サイトに準拠
8位タイ:人材派遣
【写真:Getty Images】
企業名:株式会社グロップ、ONODERA GROUP、株式会社ホットスタッフ
スポンサードクラブ数:3
クラブ名:横浜FC、ファジアーノ岡山、FC岐阜
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ファジアーノ岡山のオフィシャルメインスポンサーである株式会社グロップを筆頭に、人材派遣を主な事業内容とする企業がJリーグのクラブへ出資している。
岡山とグロップの関係は同社がユニフォームの胸スポンサーとして支援を開始する2012年以前から続いており、岡山県に拠点を置く両者は長年にわたって共闘している。長かったJ2時代から今季のJ1初昇格まで、激闘の歴史を紡いできた戦友だ。間欠的にグロップ主催による子供向けサッカー教室も行われている。
横浜FCの親会社であるONODERA GROUPは、2025シーズンもユニフォームの胸スポンサーを務めている。同社は2022年11月にポルトガル2部リーグのUDオリヴェイレンセの株式の過半数取得し、同クラブをグループの傘下に置いた。今年4月25日の時点で、高橋友矢や永田滉太朗ら横浜FC出身の日本人選手が複数在籍している。
同社はフードサービス事業を中核としているが、今回のランキングでは業績を伸ばしつつある人材支援で換算した。グループ内のONODERA USER RUN株式会社が、本事業を担当している。
なお、ONODERA GROUPは日本企業として初のマルチクラブオーナーシップを実践する組織だ。先述の永田は今シーズンここまでリーグ戦21試合に出場し、2ゴール1アシストの成績をおさめている。