19位:高橋仁胡(たかはし・にこ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年9月23日
生年月日:2005年8月17日
所属クラブ:セレッソ大阪
能力値:75(攻撃力75、テクニック85、スピード85、パワー65、守備力65)
スペシャリティ(特殊能力):多彩なパスワーク
名門バルセロナのカンテラ(下部組織)でスキルと戦術眼を磨いただけあり、ボールテクニックはもちろん、相手の嫌がるポジションを取ってボールを引き出す能力に優れている。
外側からクロスを上げるだけでなく、インサイドに流れてスルーパスを出すなど、攻撃の引き出しは多い。ただ、ミドルシュートに持ち込むシーンはここまで限られており、キャラクターを考えれば、ここからの課題と言える。
抜群の攻撃センスはすでにJ1でも通用するが、フィジカル面や守備の個人戦術には成長の余地が大きく、体格的には髙橋仁胡より小柄なベテランの登里享平から多くのものを吸収している。
日本語の使用を習慣にしていなかったこともあり、細かいコミュニケーションは習得中。だが、何事にも積極的な姿勢は欧州で長く活躍した香川真司も感心するほどだ。
ポテンシャルの高さは多くの人が認めるはずだが、セレッソ大阪において主力定着までは至っていない。高強度なアタッキングフットボールを掲げるアーサー・パパス監督の信頼を完全に勝ち取るには、オン・ザ・ボールのクオリティだけでなく、モビリティの持続力を高める必要がある。