フットボールチャンネル

Jリーグ 7か月前

識者が選ぶ最強SBは!? Jリーグ能力値ランキング11〜20位。トップ10入りは逃すも…。各分野の専門家が勢揃い

シリーズ:Jリーグ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:安西幸輝(あんざい・こうき)

安西
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月31日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
能力値:76(攻撃力75、テクニック80、スピード85、パワー70、守備力70)
スペシャリティ(特殊能力):ムードメイカー

 東京ヴェルディユース仕込みのテクニックと豊富な運動量を武器に、サイドのライン際を支配する。本来は左右の両サイドを遜色なくこなせるが、鹿島アントラーズでは左サイドが専門的な持ち場になっている。高い位置であれば、単独でもコンビネーションでも効果的なチャンスを生むことができるのは安西幸輝の強みだ。

 ポルトガルで経験を積んできただけあり、対人戦には強いが、基本的には前がかりな姿勢の傾向が強いため、背後のスペースからチャンスを作られてしまうことも。しかし、昨シーズンは右サイドに攻撃的な濃野公人が起用されたことやチームに対する責任感で、バランスワークを意識したポジションを取る傾向が強まっている。

 それと同時に、もともとあまり得意とは言えないゴール脇でのヘッドクリアなどでも、粘り強い対応が目立つようになった。鬼木達監督が就任した今シーズンも基本スタンスはあまり変わらないが、濃野の怪我でセンターバックの津久井佳祐が右サイドバックを任される試合が続く中で、高い位置で攻撃に関わる度合いは増している。

 とにかく明るいキャラクターであり、チームが苦しい時でもポジティブな言動を発するなど、キャプテンの柴崎岳はもちろん、鹿島の象徴的な存在である鈴木優磨や植田直通とも違ったムードメーカーの役割を果たしている。

 5月で30歳になるが、怪我に強く、昨シーズンはリーグ戦38試合の全てに出場。今シーズンも開幕戦からここまで全試合にスタメン起用されている。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!