17位:藤原奏哉(ふじわら・そうや)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年9月9日
所属クラブ:アルビレックス新潟
能力値:77(攻撃力70、テクニック80、スピード80、パワー75、守備力80)
スペシャリティ(特殊能力):タイトな守備対応
ギラヴァンツ北九州で評価を高めて、2021シーズンから当時J2だったアルビレックス新潟でプレー。2022シーズンには攻守に渡る目覚ましい活躍で、J1昇格の立役者となった。
ストロングは何と言っても1対1の守備の強さ。アウトサイドで相手のウインガーに自由な仕事をさせるシーンはほぼ見られない。
J1が舞台となってからは守備のタスクが多くなっているが、新潟が取り組んできたスタイルの中でビルドアップに関わるプレーのクオリティが高まっており、位置的優位で味方のセンターバックやボランチからパスを受けて、アタッカーに良い形でボールを持たせるサイドの中継役としての役割はチームに欠かせないものとなっている。
樹森大介監督が率いる今シーズンは4-4-2の右サイドバックとしてハイプレスをサポートする守備もマスターしているが、90分の負荷が非常に高いため、相手も攻撃的なポジションにフレッシュな選手を投入してくるラスト15分、20分のところで、持ち味であるはずの1対1の守備が苦しくなってしまうシーンも散見される。
チャンスがショートカウンター中心になっていることも、ここまで右からのクロスなど、あまり高い位置で攻撃に関われてない要因かもしれない。