16位:高木践(たかぎ・せん)

【写真:Getty Images】
生年月日:2002年3月14日
所属クラブ:清水エスパルス
能力値:77(攻撃力70、テクニック60、スピード90、パワー85、守備力80)
スペシャリティ(特殊能力):センターバック兼任
圧倒的な身体能力を武器に対人戦を制する、清水エスパルスのデェエルマスターだ。1対1の守備局面であれば、中央だろうとサイドだろうとアタッカーの行く手を阻むだけでなく、ボールを奪い取って自分たちの攻撃に繋げる。
173cmのサイズはセンターバックとして恵まれているとは言えないが、驚異的な跳躍力で一回り、二回り大きなFWに競り勝つことも。ヘディングも得意としており、ロングボールやハイクロスを大きく跳ね返すだけでなく、余裕があれば味方のボランチなどに意図して繋いで、カウンターの起点になることもできる。
大卒ルーキーだった昨シーズンはセンターバックだったが、原輝綺の名古屋グランパス移籍にともない、キャンプから右サイドバックでテストされると、持ち前のスピードを攻撃でも発揮して、東京ヴェルディとの開幕戦でエース北川航也の決勝ゴールをアシストした。ただし、高木本人は元々の本職でないこともあり、クロスには課題を感じているようだ。
3バックの時は左センターバックを担うが、左側が得意な理由は、空中戦の踏み切る足が関係している。J1初挑戦となるプロ2年目のシーズンは失点に直接絡んでしまうシーンもあるが、秋葉忠宏監督にとっても頼りになる主力の一人だろう。