リオ五輪の出場権を逃したなでしこジャパン。これまで残してきた実績が素晴らしかったこともあってか、ひとたび五輪予選出場が厳しい状況に追い込まれると、五輪予選期間中にはさながらゴシップのような報道があふれかえることとなった。本来サッカーメディアに求められる役割とは何なのか、今こそ改めて考えたい。(文・取材:小澤一郎)
なでしこジャパンはオーストラリアに敗れ、韓国と引き分けたことで4大会連続の五輪出場が危うい状況に追い込まれている。彼女たちがこれまでに戦ってきたどんな修羅場よりも厳しいかもしれない。そこから抜け出すにはどうすればよいのか、3つの視点から提言する。
W杯連覇を目指したなでしこジャパンだったが、カナダ大会は決勝でアメリカに敗れて惜しくも優勝を逃した。しかし、23人がひとつになって戦う姿は多くの日本国民に勇気と感動を与えた。今週末からはリーグ戦も再開するが、その前にチーム全員のW杯を振り返る。
なでしこジャパンは現地時間1日、試合終了間際の劇的なオウンゴールによってイングランド代表を2-1で下し、2大会連続のW杯決勝を決めた。決勝の相手は因縁の相手、アメリカだ。ここまでの彼女たちの戦いぶりを、写真とともに振り返ろう。
7月6日月曜日あさ8時、宿敵・アメリカ代表との世界の頂点をかけた一戦が行われる。なでしこジャパンの得点源である大儀見優季は、中学生時代に二度の大きな怪我を負った。大儀見自身は、その経験によって得たものが、今も大きな財産になっているという。(『大儀見の流技 アスリートとして、女性として輝くために』より一部転載。構成:ジュニサカ編集部)
カナダ女子W杯を戦うなでしこジャパンは現地時間27日、準々決勝でオーストラリア代表と対戦し1-0で勝利を収めた。悲願のW杯二連覇まで残すところあと2試合だ。オーストラリア戦を写真で振り返る。
現在カナダで開催されている女子ワールドカップ。なでしこジャパンは、グループリーグ3連勝で首位通過を決め、大会連覇に向け順調な戦いぶりを見せている。そのなかで主力として活躍を続けている大儀見優季。かつて彼女が著書で語った夢を実現するための極意に耳を傾けてみる。(『大儀見の流技 アスリートとして、女性として輝くために』より転載)
ドイツ・ブンデスリーガ女子の最終節が現地時間の10日に開催され、勝ち点差2の中に3チームがひしめく三つ巴の優勝争いは、なでしこジャパンのFW岩渕真奈の所属するバイエルン・ミュンヘン・フラウエンの39年ぶり2度目のリーグ制覇で幕を閉じた。